電話の仕事を選ぶ際に受信か発信か迷っている方も多いと思います。受信の仕事が約3年、発信の仕事を3年経験した私がお互いのメリット&デメリットや向き不向きについて解説をします。
受信には受信の良さと大変さ、発信には発信の良さと大変さがあります。
結論から言うと個人的には発信の方が楽だなと感じますが、迷っている方は双方の仕事内容の体験談から考えてみてください。
私が発信が好きと言うように、発信なんて出来ない、受信の方が楽だ、、という方もいるので。
受信と発信の仕事内容&メリット&デメリット。仕事を実際にした感想を書いていきますので、最後までご覧になってあなたなりの発信か受信かの答えを出してみてください。
最初にコールセンターで働く事を考えている人に伝えたい事があります。
●受信は仕事内容で難易度がかなり変わる
●時給でしんどさは実は変わらない!(これ重要です)
●求人を選ぶ際は企業の口コミ情報を必ずチェックする
●営業のテレアポ発信は心優しい人には向いていない
●金融系の受信は思っている以上に大変で難しい
●テレアポは案件次第で難易度は変わる
●条件が良い企業を必死で探しましょう!
●大量募集!毎週見る求人は少し注意が必要!
●オープニングスタッフ募集!は大体嘘w
●面接に行くと条件面が変わる企業が多いので注意
受信のコールセンターは都道府県問わず沢山の求人があります。
企業の情報、社外秘や個人情報漏洩をしない範囲で今後働く人の参考になれば幸いです。
受信か発信どちらが楽か、選ぶならどちらかで迷っているので、最後まで読んで参考にしてみたいと思います。
Contents
受信のコールセンターの仕事内容とは?
コールセンターの受信の仕事と言っても仕事内容は様々です。
通販の受付の仕事
iphone、スマートフォンのお問い合わせ
銀行系のお問い合わせ
クレジットカードのお問い合わせ、新規受付
企業の電話受け付け
クレーム対応
車の自己保険の対応など。
受信の仕事と言っても様々な業種がある為、求人の中からあなたに合う仕事を選びましょう。
上記のように様々な仕事がある中で仕事の難易度はかなり変わります。しかし時給自体は実は大きく変わりありませんので、楽に仕事がしたい、簡単な仕事をしたいと思っている人は求人の中から【ラッキー案件】を見つけることをおすすめします。
仕事なので大前提として楽な仕事はありませんが、受信の中でも比較的簡単な部類に入る仕事は幾つかあります。
●通販の受付
●企業の受付
通販受付&企業の受付は比較的楽で簡単な仕事です。(仕事なので楽っていう表現は正しくないと思いますが、、、。)
これに関しては難しい事を考える必要やマニュアル自体も簡単なので、1週間もすれば仕事の流れを掴むことができるでしょう。
デメリットとしては長期的に働く場合には早い段階で仕事へのやりがいが薄くなるのが注意点です。
逆にお問合せ系のお仕事は最初は覚えることが大変ではありますが、1年以上働くことを考えている場合にはやりがいを含めてお勧めします。
楽な仕事を探している方、覚える事は最小限に抑えたい方は簡単な業種の受信を選ぶ事をおすすめします。
大学生とかで期間限定で働くなら通販の受付は良いんですね。逆にフリーターならもう少し高時給を狙えるんだね。
総合受付、お問い合わせは時給が高いけど辛い
金融系、スマートフォン系のお問い合わせは結構難易度が高いです。
超初心者の方からプロ並みにスキルが高い人までがお客様です。
対応力が高い仕事、頭の回転が速い人におすすめです。後は電話でお客様の気持ちを汲み取れる方。
マニュアルは渡されますが、マニュアルだけで全部の情報を網羅することはできません。
時給は比較的高めに設定されていますが、受信の中では難しい部類に入ります。
フリーターや派遣で長期的に働く事が大前提にある方にはおすすめですが、短期的な仕事を探している場合にはおすすめできません。
一般的な通販の受付、事務の受信に比べると高時給で募集をされているケースが多いです。それだけしないと人が集まらないという事もありますが、受信で高時給で1400円以上を狙いたい人にはおすすめです。
東京だともう少し高いと思いますが。
受信のコールセンターが向いている人とは?
●コツコツと仕事を真面目にこなすことができる
●営業は絶対に出来ないけど、電話の仕事をしたい方
●人からよく相談をされる人
●相手の気持ちがわかる人
●おもいやりの気持ちが人よりも強いと感じる人
●整理整頓ができる人
私が数年間見てきた中で、長期的に働いている先輩はこんな人達が多かったです。
おとなしい私には発信よりも受信が合いそうな気がするけど。
意外と発信で活躍する女性は普段はおとなしい女性だったりするから大丈夫ですよ。ただ普段からおしゃべるな女性は成果を出しやすいです。
受信専門のコールセンターで実際に働いた感想
私の受信系の経験としては【通販の受付、商品のお問い合わせ、金融系のお問い合わせ】の経験があります。
個人的な感想としては通販の受付は1週間程度、商品のお問い合わせは3ヵ月程度、金融系のお問い合わせも3ヵ月程度あればある程度のスキルの上昇が見込めて、慣れてきます。
受信の仕事は最初はしんどい、辛い事も多いですが、慣れてしまうと営業電話に比べるとクレームが少ない利点があります。
またスキル、知識が増えてくると余裕が生まれる為、仕事に対して楽な気持ちになります。
受信の仕事を検討している人はまずは1ヵ月間頑張ってみてください。特に最初の1ヵ月が勝負です。
受信の電話を極めたい人には求人の中でも高時給の受信をおすすめします。受信の中では難易度が高くなりますが、成長できる環境が揃っている場合が多いです。
テレアポ獲得をする為の発信の仕事内容とは?
発信の仕事は簡単に言うと【アポ獲得】をする為の営業電話です。
仕事のジャンルは
光回線系
物を買い取る系(結果的には金を買い取り目的企業が多い)
求人掲載のアポ
法人用スマホの販売
証券会社
金融系(キャッシング、消費者金融の入金催促のお電話)
などなど。
一番多い求人内容は光回線系の仕事だと思います。
個人的にはこれだけ回線の会社があって良く売上を出せるなと思いますが、考えてみると常に新しいサービスが出るので、乗り換えをしてもらうっていう作業なので、今後も10年ぐらいはありそうな仕事ですね。
固定回線の数はある程度限界に来ているので、リストの悪化で売り上げを出すのは難しくなると思いますが、、、。
営業電話の場合には比較的難易度に大差はありません。
企業の名前で検索をかけて口コミ情報が悪口ばっかりだとアポが取れたとしてもお客様からアポのキャンセル入電が入る為、悪い噂&口コミが少ない企業をおすすめします。
後は上記にないような珍しい商材があればラッキーです。他の会社と被らないサービスを展開している会社であれば、比較的テレアポの成功率は高くなるはずです。
営業テレアポのここが辛い
営業テレアポの一番辛いポイントは【メンタル面】です。
法人か個人どちらに架電をするかで変わってきますが、個人の場合には普通に怒られます(笑)
でもこちらから電話しているので怒られて当然ぐらいの気持ちで言うと怒られてもなんとも思わなくなってきます。
法人の場合は個人に比べてガチャ切りやキレる人は少ないので、個人よりかはおすすめです。
メリットは難しいマニュアルを読む必要もなく、繋がらない場合はずっと休憩と同じようなものです。
営業電話は仕事のメリハリ、気持ちの切り替えができる人におすすめです。
私は歩合給が付くし、やりがいを感じたのはテレアポの電話でした。
受信は慣れてくるまでに1ヵ月から3ヵ月ぐらいの期間で知識を入れ込む必要がありますが、発信は要は電話をかけてアポを取るだけです。
契約は営業担当が別にいる為、難しい事を覚える必要がありません。
商材に興味があるか、いつ会えるか?高校生でも働ける会社も多い理由としては難しい事を覚える必要がないからです。
発信の電話はメンタル強い人におすすめって聞くけど?
発信はメンタルが強い人しかできないとよくネットの口コミを見ていると感じますが、実際そうでもないです。
私なんかメンタルが弱かったですが、成績を残す事ができました。
大切な事はメンタルを鍛える、最初から強いよりも、働く意味、覚悟を持つことです。
私の場合は単純に【お金】が欲しいという理由だけでテレアポをしていましたが、続く人は何かしらの理由がある人ばっかりです。
メンタルが弱いと思う人も一度挑戦する価値がある仕事の一つです。
営業はどんな仕事に就いたとしても役に立ちます。利益は何かを売って得ることができる為、営業成績が高い人間は会社から重宝されますし、今後の仕事においても考え方を含めて必ず役に立つはずです。
発信の魅力は時給と歩合給!月30万も目指せる点
受信にはなくて、発信の電話にはあるもの。それは【高時給、高歩合】です。
大阪の場合だと受信のコールセンターの時給は1200円程度が一般的です。
発信の場合は1400円スタートが一般的です。
さらに1400円から最大では2500円近く昇給することができる会社が多いのがポイントです。
2500円は現実的ではありませんが、1800円程度であれば十分昇給可能です。
さらに時給とは別にインセンティブ(歩合制度)を設けている会社も多く、歩合が発生すると30万円、35万円、トップクラスになると40万円以上稼ぐ人もいます。
やることはシンプルですが、しっかり成績の差が出るのがテレアポの面白いところです。
迷ったら受信と発信どちらの面接にも行きましょう!
恐らくこの記事を読んでいるあなたは発信か受信かめちゃくちゃ悩んでいると思います。
会社の雰囲気を掴むためにも発信と受信の双方の面接に行くことをおすすめします。
面接に行くと受信の雰囲気、発信の雰囲気を肌で感じることができます。
また自分と同じような雰囲気の人が多い会社で働くとギャップがなく、人間関係も良好に保つことができると思います。
まずは受信と発信どちらも行ってみて、自分の目で見て決めたいと思います。後は気になる事は面接官の雰囲気で感じ取ろうかな。
最終的に一番重要な事は発信か受信かよりも、どんな人が働いているか?つまり会社の体制です。
良い会社であれば良い人材が残っていきます。逆に環境が悪ければ優秀な人はすぐに離れていきます。
面接を受けるだけでも会社の雰囲気を掴むことができるので、会社に行ってから働くかどうかを判断するようにしましょう。
営業専門の会社では未だに暴力やセクハラが普通に起きている会社もあるようです。幸い私はそのような会社で働く事はありませんでしたが、そういった経験をしている人が多い事も事実です。
合わなければ辞めたらOK
最近ではバイト、仕事が原因となりストレスでうつ病になったり、過労死になるケースがあります。
日本では何があっても仕事を辞めてはいけない。とか。とりあえず3年は働きましょう!という事が良く言われますが、合わなければ早い段階で辞めることをおすすめします。
私自身発信の会社で合わないなと思ってすぐに辞めて、その次に入った会社との相性が良く長く続きました。
受信も同じような体験をしています。
電話の仕事は会社の体制や考え方で仕事への取り組み方がまるで違います。
あなたに合う会社は必ずあるので、一つに絞りすぎない事をおすすめします。
バイトル、フロムエー、タウンワークを見ていると同じような仕事が山ほど出てきます。
1回目に面接に行った会社で働く必要性はありません。向こうが面接をしているように、あなた自身会社の面接をするような心構えを持つことをおすすめします。
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