この記事ではフリーターでコールセンター職の仕事をするを考えている方に向けた記事です。他の職種、働く時間によっては今回の記事が当てはまらないケースもある為あらかじめご了承ください。
バイトと派遣の比較を徹底的に行っています。
コールセンターの仕事を探していると派遣とアルバイト両方あるけど、どちらが良いのかわからないから参考にさせてもらいます。
Contents
働く目的、環境によってメリット&デメリットがある
アルバイトと派遣を比較するにはお互いのメリット&デメリットを把握した上で天秤にかけるのが一番です。
それぞれの良い点、悪い点がある為、双方を比較しながら最終的な判断材料に使ってみてください。
※重要ポイント
お互いの悪いところ、良いところを見極めてあなたの理想の働き方に近づきましょう!
派遣会社にはないアルバイトのメリットとは?
アルバイトのメリットは複数あります。
直接雇用の為、仲介手数料を取られない
派遣会社の売上は労働力の供給です。派遣労働者が増えれば増えるほど派遣会社の売上が上がります。
つまりあなたが派遣会社から会社Aに派遣された場合は、会社Aは派遣会社にお金を支払い、あなたの給料になります。
会社Aは派遣会社に対して時給1600円をお支払いし、派遣会社はあなたに1400円の時給を支払います。
1時間あたり200円が派遣会社の売上になります。1日8時間労働で週5働いた場合には稼働時間が160時間に達する為、160時間×200円=32000が派遣会社に入ります。
派遣会社で働きたくないと考えている人の多くは、自分が働いた労働力を搾取されたくないという考えを持っている人が多いです。
直接雇用では無駄な仲介手数料が取られない事がポイント。ただし派遣はお金を取る分、社会保険が充実していたり、仕事の幅が広かったり良い条件を出してくれる事もあります。
交通費支給&時給が高い場合がある
派遣会社は交通費を支給してくれない会社が比較的多いです。それに比べてコールセンターアルバイトの求人では9割近くの会社が交通費を支給してくれます。
人によっては月単位で2万円ほど変わる場合がある為、交通費支給のアルバイトを選ぶ人もいます。
また派遣会社を使わずにアルバイト雇用の場合には、中間手数料がない為、時給が比較的上がりやすい、元から高い会社が多いです。
今の時代交通費を出してくれないようなバイトは避けましょう!1ヵ月で計算すると1万円以上変わる事もあります。
辞める時にあまり面倒な手続きを踏む必要がない
アルバイトで働く場合には直接雇用なので、辞める際には会社の担当の人に相談をすれば終わりです。
辞める際の手続きも比較的簡単です。
派遣で働く場合には、派遣会社に雇用されている為、派遣の担当者にまずは相談。
その後に派遣会社から派遣されている会社に手続きを行います。
派遣会社としても売上を上げてくれる社員を簡単に辞めさせるわけにはいきません。
直接辞める際には自分で言う必要があるけど、無駄な時間を取られることはありません。
能力を異常に求められない
一時期派遣問題の一つに、派遣社員に対して能力を求めすぎる会社が問題になりました。
ハケンの品格というドラマもこの時には流行しましたが、会社が派遣会社を使う場合には直接雇用よりも一人当たりの人件費が高くなるため、知らず知らずの内に派遣労働者に対して無理を強いる会社も存在します。
アルバイトの場合にはある程度の能力でOKと考えている会社が多い為、精神的な負担は少なくなるでしょう。
派遣だからしっかり働け!みたいな会社は嫌だなー
アルバイトのデメリット
アルバイトで働く場合にはメリットもあれば、当然デメリットもあります。
会社独自の意味のわからないルールがある
アルバイトで働く場合で一番注意したいポイントが社会と会社の常識が違う場合です。
派遣会社が間に入っている場合には派遣会社の目がある為、社会で当たり前の雇用状態、環境を用意している会社が多いです。
例えば、、8時間勤務の場合には1時間以上は休憩を取る事。
セクハラ、パワハラが起きないような体制、第三者機関の配置などです。
会社の数だけ、会社のルールがあります。体育会系のテレアポ会社では未だに暴力やセクハラが当たり前のように起きている実情があります。
派遣で働く場合には派遣会社に相談をできますが、直接雇用の場合には相談者責任者が問題児の場合にはどうすることもできません。
確かに私はすぐに辞めた会社では、暴言、ひどい場合には暴力もあったから怖い。
派遣で紹介してくれる会社はこういったひどい会社は少ないでしょう。
求人と条件が違う場合もうやむやで働く人もいる
少なくなっては来ていますが、求人サイトに掲載している条件と実際に働く雇用条件が違う場合です。
まるで営業のように雇用条件、勤務スケジュールの変更を面接時に伝えてきます。
お金がない、働く場所がない、すぐに働きたいと考えている人にとっては条件が少し悪くなった場合でも呑み込んでしまう人もいます。(過去の私もそうでした。)
派遣で働く場合には求人と差がない労働条件で働くことができます。
安定した雇用が確保されていない場合がある
アルバイトの場合には突然雇用条件が変更する場合もあります。
フリーターで週5の8時間勤務を考えていた人も、気が付けば会社の言いなりになり、週5の6時間勤務に変更。
もしくは週4の8時間勤務に変更をするなど。特にテレアポ会社ではアポの取れない人間は働かしたくない為特別なルールを突然提示してくる可能性がある為注意が必要です。
大手のコールセンターではこういった心配は低いですが、ベンチャー企業、設立5年未満の会社には注意をしてください。
派遣で働くメリット
派遣にはアルバイトで働く事では得ることが出来ないメリットがあります。
ここは比較ポイントとして重要なので特にゆっくり読んでみてください。
アルバイトでも募集されてない企業で働ける
コールセンター会社はネットでの悪評を嫌います。
例えば光回線を紹介する会社名がABBBAという会社があったとします。
個人の自宅に対して、むやみやたらに電話をしているとABBBAという会社の名前が悪くなってしまいますよね。
悪い悪評が付いている状態で求人を募集したとしても、良い人材が入ってくる可能性が低くなります。
そこで派遣会社を使う事で、ぎりぎりまで会社名を伏せた状態で人を面接できる為、良い人材の確保に繋がります。
コールセンター会社は運営には違う会社の名前を使ったり、手口は色々とありますが、派遣を使う一つの理由は名前を伏せた状態で求人を募集できる点です。
大手の金融系や信頼度が必要な会社の場合にはアルバイト求人を出すこと自体も、一般顧客への不信感につながりかねない為、徹底的に派遣会社を利用する会社も存在します。
アルバイトでは働けない優良企業も派遣会社のみ求人を出している場合もあり、仕事の幅が広がる事もメリットの一つです。
安定した仕事を供給してくれる
先ほどアルバイトのデメリットである仕事の不安程度に比較して、派遣での仕事は安定しています。
あらかじめ雇用条件の契約を派遣会社が噛んでいる事もあり、雇う側も変な事は出来ません。
週5で8時間勤務の契約であれば、時間を減らされる心配もなく、安心して働くことができます。
面接合格率がかなり高く設定されている
コールセンターのアルバイトに何度も落ち続けている人もいると思います。派遣の場合には面接まで行くと合格率は高いです。
本来法律では派遣会社が労働者を供給する場合に、供給される会社は面接してはいけないという法律がありますが、実際には顔合わせという名の面接があります。
しかし派遣会社も能力を見極めて手続きを進める為、顔合わせまで進めば、勤怠のスケジュール以外の部分で落とされることは少ないでしょう。
派遣会社も合格したら売上に繋がる為、必死に営業してくれます。
派遣を使える会社は力がある=儲かっている
派遣を使える会社は安定した売上を出している会社です。直接雇用よりも人件費は間違いなくかかる為、ベンチャー企業や売上が安定していない会社では派遣会社を使う事が出来ません。
言い方を変えると安定している会社って事ですね。
派遣を使っている=安定していると思って良いでしょう。
上司がプライベートに入ってこない
派遣会社で登録して、コールセンターで働く場合、コールセンターの上司は会社の上司ではありません。
仕事上の上司ではありますが、会社の上司ではありません。
派遣を使う会社では派遣社員に対して必要以上にプライベートに入らないように!と指導をされている会社が多いです。
上司も自分が原因で辞めたと派遣会社に言いがかりをつけられたくない為、仕事以上の付き合いを無理に強いられる心配はありません。
アルバイトで働く場合のうっとおしい例としては
前なんの仕事してたん?
大卒?
とか面倒な個人情報の詮索があったりしますよね。
派遣で働くデメリット
アルバイトにデメリットがあるように、派遣会社を経由してコールセンターで働く場合もデメリットはあります。
私のリアルな体験談による口コミベースのものを参考にしてください。
会社によっては派遣に対して差別的な会社も
私が働ていたコールセンターでは派遣社員、契約社員、アルバイト、正社員と4つ種類に雇用体系が分かれていました。
コールセンターは稼働人数が50人を超える会社も多い為、こういった会社は珍しくありません。
働いてみると首から下げる社員証の色で雇用体系が一目でわかります。
派遣社員は派遣社員と仲が良いですが、直接雇用の人達とのグループとは一線あるような感じでした。
会社にもよりますが、派遣社員ということが理由なだけで肩身が狭い思いをしている人もいます。
社会保険は派遣会社の方が安定している
フリーターでレギュラー勤務(週5で7時間か8時間)を考えている人において一番のメリットは【社会保険が完備】している事です。
日本国民は保険証を持つことが義務化されており、アルバイトで社会保険に入れない場合には国民健康保険を全額負担&年金も全額負担をしなければいけません。
年収300万円前後の場合には都道府県、市にもよりますが、3万円から4万円前後の負担です。
会社が社会保険を用意してくれる場合には2分の1の支払いだけでOKな場合も多く、これだけ大きなメリットになります。
大きな会社の場合にはアルバイトでも社会保険を完備している会社もありますが、派遣会社に比較するとかなり低い確率です。
私は有名求人サイトの社会保険完備の情報を信頼して、面接に行ってみると「ごめんね、、社会保険完備してないの」と言われたことがあります。
この話はこちらの記事を参考ください
貴金属&リサイクル買取り系テレアポの口コミ!面接は嘘だらけで危険
フリーターでも社会保険を含めて安定したい人には派遣会社との相性は良いでしょう。
結論!派遣会社かアルバイトどっちが良いのか?管理人の意見
私が思う一番良い条件は「社会保険が完備している直接雇用のバイト」です。
バイトの大きなデメリットは社会保険が完備していない事です。
逆にアルバイトでも社会保険を完備しているような会社では、会社のルールの統一、常識的な範囲の会社の雰囲気、柔軟な対応もしてくれるなどの信頼できる会社と言えるでしょう。
中小企業よりも、10年以上の歴史がある大手企業のコールセンターでは社会保険を完備している会社も多いです。
また設立して2、3年の会社と比較しても会社組織の安定感があり無理な労働を強いられる心配がありません。
ただしこのような会社があなたの転職タイミング、仕事を探している時にタイミング良くあるとは限りません。
その次におすすめなのは【大手の派遣会社】です。
派遣会社の中でも良い会社もあれば、悪い会社もあります。大きな会社という事は派遣スタッフの満足度が良い為、派遣スタッフの契約継続期間が長く、会社が安定しています。
会社が安定すれば当然派遣スタッフの環境が良くなります。
アルバイトも派遣も小さなベンチャー企業はあまりおすすめできません。
フリーターで働く場合には【社会保険に入ることが出来るか?】【信頼できる会社か?】の二点に注意をして求人の応募をしてみてください。
社会保険に入ることができるだけで、社会保険に対して会社も負担してくれる為、目に見えない自分の利益があります。
同じ時給、条件で働くなら社会保険に入れる方が良いに決まっています。
また上記のアルバイトと派遣のメリットとデメリットを比較しながら、あなたなりの答えを探してみてください。
こんな会社は辞めておきましょう!
派遣とアルバイトと両方にも言える事ですが、雇用体系以上に大切な事は【会社の体質】です。
●パワハラ、セクハラがある。
●残業代が支給されない
●暴力を振るわれる
●詐欺的な商売をしている
●悪評が多く、損をしているお客様ばっかり
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